夏は台湾だ。
夏は台湾だ。
台北での4日間の夏休みが終わろうとしている。
14:30桃園国際空港発のトランスアジア航空で関空へ。機内食を食べ終え、ビールで締め括る。疲れも手伝ってウトウトしてくる。
今回の宿は六福客桟(レオフーホテル)に3連泊、前回このホテルに泊まったのは何年前のことだったか。その時は台風直撃で飛行機が飛ばず、このホテルで延泊した。その折は、2昼夜「テレビの番人」をして、飛行機が飛ぶことをひたすら祈った。その時は下着の替えもなくなり、このホテル1階にあるセブンイレブンで紙製下着を買って急場をしのいだ。その時の紙のブリーフの何とも変なフィット感が思い出される。このホテルは古いが、従業員はみんな日本語ができ、とてもフレンドリー。
朝食のバイキングは特別なものはないが、これで十分。体調のことを考え、山のような野菜をドレッシングなしで黙々と食べる。ビールはコンビニで買うと40元(140円)くらい。台湾ビールがうまい。昼食のレストランで頼むと160元(約560円)と高いが、ビールなしでは食が進まない。
今回も台風12号が直撃かというコースで台湾に接近、連日雨の天気予報で、またしても「テレビの番人」かと覚悟したが、驚くほどの好天に恵まれた。深夜に激しい雷雨があり、雷鳴に目が覚めたほどっだったが、朝にはすっかり上がっていた。
1日目は深夜の到着。
関空からの客2名が飛行機に乗らなかったらしく、台北空港で1時間くらい待たされた。
2日目は台北市内観光。故宮博物館の異様な混雑ぶりにビックリした。北投温泉で温泉博物館を見た後、淡水へ。夜は、士林夜市に立ち寄る。あまりの人の多さに圧倒され、疲れもあって、スターバックスに潜り込んでコーヒータイム。スターバックスでプラスチックのナイフとフォークを勝手にいただき、夜市で形のよいアップルマンゴーを買い込んで宿に帰る。まことに美味。
3日目は、十分駅で天燈飛ばしをした後、平渓線で瑞芳駅へ。金瓜石の金鉱博物館を見たあと、九分へ。九分では、千と千尋の神隠しのモデルになった有名な茶店の屋上で海を眺めながらのんびりと中国茶を楽しむ。基隆の公園から港を一望し、野柳へ。自然が作り出した実に不思議な景色に感嘆。
夜はツアーのオプショナルツアー(台北101の夜景とフカヒレディナー)をパスし、市内を散歩し梅子レストランで台湾料理を楽しむ。いつもながらこの店は旨い。そして、日本語がバッチリ通じるのがうれしい。紹興酒のボトルが1本空く。途中で地元スーパーに立ち寄り特価品のカラスミ(1本420元。1500円くらい。)をたくさん買い込む。いつも連れて行かれる土産店だと同じくらいの大きさのカラスミに1200元とか2000元とかの値札。私には420元の特価品で十分。日本に帰ってからもしばらく楽しめそう。
4日目最終日は三峡と鶯歌の陶器店街へ。最終日はむやみに暑かった。便利店でよく冷えたビールを求め、暑さをしのぐ。
そして、一路関空へ。