法曹在職30年表彰を受ける。
岡山弁護士会の総会。法曹在籍30年表彰を受ける。
29才で弁護士になったとき、30年先輩というと遥か彼方の雲間に見え隠れするような存在だったが、自分もいつの間にかそんなことになってしまったかと思うと、複雑な思いがある。
もうしばらくは弁護士会にはびこって、悪いことも色々して遊んでみたい気持ちが残っているのであって、悟りの境地などはまだまだ遠い。年寄り扱いされることへの抵抗感もある。
30年前は120数名だった会員数が現在355名とほぼ3倍増となっている。会場にはお名前すらわからない若手会員が多く、こちらはお名前を覚えようという気力すら失っている。弁護士業務をめぐる環境は厳しいものがあるが、若い会員がたには、岡山弁護士会というこの地域の法的サービスの社会基盤をしっかり守っていってほしい。
佐々木会長から賞状と記念品として烏城彫(うじょうぼり。烏城は岡山城の別名。)のりっぱな文箱をいただいた。