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2014年8月10日 (日)

自己破産の弁護士費用についてお教えください


自己破産するときに必要とするときの費用をネットで調べると、弁護士の場合40万から80万円くらい、司法書士の場合、20万円から40万くらいと書いてありました。

先日、自己破産をするためにお金を貯めているという人から「弁護士費用が80万かかる」と聞いたのですが、弁護士は40万から80万円くらいということですので、80万かかるということは、借金の金額が大きいか内容が相当ややこしいものを抱えていると考えてよいのでしょうか?

また、司法書士でも自己破産の手続きはできるのでは?と聞いたら「マターによって異なる。自分は弁護士マターだ」というのです。マターの意味が分からずネットで調べました。「事柄」という意味なんですね。
このように借金の内容によって、弁護士にするか司法書士にするか決めるものなのでしょうか?

すみませんが、お教えくださいますよう、お願いいたします。


○弁護士報酬規定が廃止されてから、統一的な弁護士報酬の基準というものはありません。したがって、40万円~80万円という報酬を一概に高いとも言えません。
ただ、実際ずいぶん高い報酬をかかげている事務所もあります。消費者破産だと30万円と消費税くらい(実費別)でやってくれる事務所も少なくないはずです。一番安くなるのは法テラスを利用できる場合です。十数万円程度の予算に収まり、月々5000円くらいの分割で受けてくれると思います。特に生活保護受給者の方は法テラスを利用すべきです(償還を免除してもらえる場合があります。)。
○小規模・単純・簡易な消費者破産だと、司法書士さんに書類作成を依頼されてもそれほど問題はないと思います。司法書士さんには手続代理権がないという弱点はありますが事実上裁判所に同行して援助してくれますので、紛争性が少ない場合は不都合はあまりないはずです。しかし、事業者破産、債権者多数、債権者が特に強硬なケース、免責不許可がありうるケース、管財事件になるケース、関連民事事件(時には離婚事件なども起こってくることがあります。)や刑事事件(詐欺で告訴されたり、ヤミ金を告訴しなければならないこともあります。)への対応が必要になりそうなケースなどは、司法書士さんの手に余ることも多いかと思います。そういう場合は、最初から弁護士に依頼された方がいいと一般的には言えるでしょう。もっとも、弁護士、司法書士でも破産手続きについての知識・経験にはずいぶんバラツキがあるので、一概にどちらがいいとは言えないと思います。
○本来は単純な消費者破産でも、債権者の一部を隠したり、偏頗弁済をしたり、最後にヤミ金に取りつかれて詐欺行為をしたりしていると、信じられないくらい荒れるケースがあります。大体、素人考えで破産を決断する時機を遅らせたり、事件屋の口車に乗せられた場合に起きやすいです。速やかに弁護士を訪ねて相談なさることをお勧めします。
○ではお大事に。

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