履歴書の賞罰欄の記載について
Q
5年前に公然わいせつで罰金刑をうけました。この度転職を考えており、履歴書に賞罰欄を記入する場所はないのですが、仮に面接時に聞かれ、無しと答えた場合、後日確認される方法はあるのでしょうか?戸籍謄本に過去の賞罰が記載されているともきいたのですが、、それの提出を求められたらわかりますでしょうか?
また五年すれば消えるとも聞いたことがありますが、実際の所はどうなんでしょうか?
A
○公然わいせつで罰金刑をうけました。この度転職を考えており 履歴書に賞罰欄を記入する場所はないのですが、仮に面接時に聞かれ、無しと答えた場合、後日確認される方法はあるのでしょうか?
↓
まずありません。
非合法な方法ならあるでしょうが、一般企業の調査はそれほど厳格ではないでしょう。前の職場等への聞き合わせ等でばれたら、「その時にあきらめたらいい」と割りきるしかありません。正直に履歴書に書いたり、面接で申告したら100パーセントアウトですよ。そんなのは「馬鹿正直」と言って、決して尊敬されませんよ。
そんな申告はしないで、入社し、とにかく一生懸命、裏表なしに会社のために働くことです。仮に1年先にバレても、それまでの1年間の働きぶりや人間性を総合的に考慮して、「会社への功績が認められる」ということになれば、首を切られることはないと思います。
誰だって1つや2つは古傷を抱えて生きているものなんですよ。だから他人に寛容になれるんです。
○戸籍謄本に過去の賞罰が記載されているともきいたのですが、
↓
そんなことは「戸籍」には記載されません。
罰金といえども市町村の犯罪人名簿に記載されるでしょうが、これが会社に漏れることはありません。
○法務省は国民の前科前歴のデータを記録しており、質問者様が30年先に刑事事件を起こして裁判を受けると仮定すると、その裁判記録にも、今回の罰金前科はばっちり出てきます。ただ、そういったデータが外部に流出して質問者様の転職先に知れることはないような仕組になっています。
○5年すれば消えるとも聞いたことがありますが、実際の所はどうなんでしょうか?
↓
海外旅行のための査証(ビザ)を取得する際に求められることがある無犯罪証明書には、罰金納付から5年間を経た罰金前科は記載されないようです。しかし、法務省のデータは消えないと思いますが、市町村の犯罪人名簿は一定期間が経過すると廃棄されるようです。
○「公然わいせつ」はもう絶対にやめましょうね。破滅しますよ。
ではお大事に。
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