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2013年10月31日 (木)

土地の所有者を捜す良い方法はありませんか。

Q
隣地の山林の所有者を捜しています。

隣地土地の登記簿謄本をとって、所有者は判明しました。
しかし、その所有者の住所地へ訪ねて行ったところ、既に30年前に転居していて、近所の人に聞いても、転居先は分かりませんでした。
また、所有者の登記簿謄本に載っている住所地の市役所へ行って、色々調べましたが、全く手掛かりを得ることが出来ませんでした。

山林で固定資産税も掛かっていないようです。仮に市の課税部署所在が分かっていても、個人情報は教えられないと言われました。
私立探偵に依頼するしか良い方法はないでしょうか。

A
○この場合は弁護士への相談が問題解決への近道です。
○弁護士は、登記簿記載の住所を手がかりにして、住居所在地の土地の名義人や古い戸籍など調査してくれるでしょう。見つかればめでたしめでたしです。しかし、それでも見つからないことも多いでしょう。また、そんなに時間をかけられない
場合もあるでしょう。実は、そこからが、本当の弁護士の仕事になります。
○この土地の所有者のような人を不在者といいます。不在者とは従来の住所又は居所から何らかの原因で離脱し、容易に復帰できない者のことをいいます( 民法25条1項)。不在者は、自身の財産の管理を十分に行えない場合が多く、また不在者自身が管理人を選任しておい た場合であっても、生死不明の場合など本人による管理人に対する十分な監督行為が期待できない場合が多いため、 民法は不在者財産管理人制度をもうけています。質問者様は、利害関係人として家庭裁判所に不在者財産管理人を選任を申し立てます。不在者管理人を選任してもらえれば、不在者財産管理人を相手に、境界の確認や不動産の購入などの交渉を進める、本件では倒木の除去の同意をしてもらうということが可能になります(民法25~29条、 家事審判法9条)。
○まずは弁護士の法律相談へ

ではお大事に。

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